いつも「大丈夫」「人生は必ず良い方向に流れ続ける」というあり方を示してくださりありがとうございます
フローラさん、こんにちは。
みなさんの恋愛話を見ていたら私も「私の話」がしたくなりました。
私は「恋愛」をしたことがありません。
でも20代半ばで子どもができて結婚しました。
私が思う恋愛は、好きがあって、少しずつ愛を育んで嫌なこともあるし…それを上回る良いこともあって、関係性を築いていくことだと思っています。
恋愛ドラマや漫画の憧れが強すぎるのでしょうか。
結婚までに付き合った人は皆3ヶ月で別れました。
それもそのはずです。
告白されて、付き合います。
別に私はその人が好きなわけではありません。
でも情は湧くので関われるし、ただ「彼氏がいる」というステータス好きでした。
自分のことは隠します、相手に合わせます。
そして、相手に別れようと言われて終わります。
そのパターンばかりでした。
じゃあ何で今、結婚もして、夫がいて、子どもがいるのか……。私にも分かりません。不思議です。
ただ、社会人1年目の秋……。同僚と夜、駅前で話していた時にふと、「この仕事辞めるには結婚して、子ども産むしかないわ〜」って話してたのです。当時、彼氏もいないのにww
でも、1年後には妊娠して結婚しました。それが今の夫です。
恋愛パターンはこれまでと同じでした。
違ったのは、交際期間が3ヶ月を超えた唯一の人ということ。
そして、この人なら親や友人に紹介できる人だったということ。
そのタイミングで妊娠しました。
当時、お互いのことをほとんど知りません。お互いの家族にも会ったことがありません。
本当にバタバタと結婚式をして、出産して、気づいたら母親になり、妻になっていました。
妊娠中に夫が不倫していたことがわかりました。とてもとても傷つきました。
傷ついたけれど、私は離婚しませんでした。
私1人で子育ては到底無理だと思ったからです。
離婚しない私はおかしいのか?とも思いました。
でも親にも話さず、知り合いにもほとんど話さず過ごしました。
そしてその頃、「こころのしくみ」と出会い、「まずは自分の心を見よう」ということにしました。
エネルギー哲学とも出会いました。
夫はずっと助けてくれます。でも私は、恨みが消えませんでしたし、夫は私にカシがあるからやっているのだと思っていました。
そのぐらいしてくれて当然だと思っていたし、してくれないと「なんで?私のこと好きじゃないの?」と疑っていました。
私は最近、母親であることを自覚できました。
母親である喜びも、私に子どもを大切にしたい気持ちもあることが分かりました。子育て9年目です。
今度は夫を大切にしたいです。
先日、夫がしてくれることをある人に話したら、「それはカシだけではできることじゃないよ」って言われて、ハッとしたのです。
確かにそうです。私にはできません。
でも夫はそうしてくれます。
洗濯、洗濯干し、食事づくり、食器洗い、買い物、子育て、、、仕事の時間も私より多いです。
それでもやってくれます。私が辛い時は手を差し伸べてくれます。
私が喜ぶともっとしてくれます。「今が1番幸せだ」と言います。そんな夫です。
不倫の傷は完全に癒えたわけではありません。
でも、今、恨む必要はない。「今」の現実を見ようと思うようになりました。
今、ひとつ屋根の下で家族4人が暮らせているという現実が当たり前でないこと。
今の家族の姿形が「こう」というだけで、離婚に限らず、子どもの手が離れて、一緒にすることがどんどん減っていきます。
今、していることにも終わりがあるということを自覚しました。
今ある家族の形、家族との時間を大切にしたい。そう思います。
家族が大好きです。そう思える人たちと家族になれて良かったです。
何で、今この夫がいるのか?子どもたちが私の元に来てくれたのか?よく分かりません。
でも、今、いるという現実をじっくりと味わいたいと思います。
私の思う、家族の幸せのイメージがあります。体感があります。映像があります。
フローラさん、妖精さん、いつもありがとうございます。
日に日に、大切が増えて嬉しいです。
いつも「大丈夫」「人生は必ず良い方向に流れ続ける」というあり方を示してくださりありがとうございます。
生まれる時代が違えばSNSもなかったし、身分制度や階級社会があったからフローラさんに出会えなかったんだろうなって思うんです。
今だから、今世だから出会えた、そう思います。
【著書】 2024年2月刊行
2022年2月刊行
【妖精の庭】