「メールはおまけ」とおっしゃっていたけれど、おまけでこの分量か!!!と圧倒されました



須王フローラ様

今月から妖精の庭に参加させていただきます。

ひよこ組にも先月からお世話になっています。

届いたメールを開いて、驚きました。

こんなに長いメールを受信したのは人生で初めてかもしれません。

「メールはおまけ」とおっしゃっていたけれど、おまけでこの分量か!!!と圧倒されました。

同時に自分の中途半端さを思い知りました。

私は何を出し惜しみしてたんだろう。

100の自分ってこういうことなんじゃないか?

内容以前に、量ですら100を出せていなかった自分に気付きました。

遠慮していました。長いメールはきっと迷惑だ。簡潔に短くしないと嫌がられる、と。

会社員時代のクセでしょうか・・・。

でも商品に対してそれは違うよな。業務連絡のメールじゃないんだから。何もかもごっちゃにしてるからおかしくなるんだと気付きました。

そもそも自分が商品の説明をあまり読まないこともあって(ノリで買うことも、壺を買ってしまう原因の一つだなぁ・・・と思います)

長い文章はダメ!ってなっていました。

好きな人の文章なら、どんなに長くてもじっくりと何度も読むのに。

その時点で「お客さん=自分」にもなっていないのだな、と、いろいろ見えてきました。

本当に基本的なことなのだろうけど、自分がいかにビジネスをふんわりと考えていたのか・・・そりゃあうまくいくわけありませんでした。

今は、ビジネスをされている方への敬意が日に日に爆上がりしています。

いくら稼いでいるとかでなく、自分をはっきりと打ち出して真剣にお仕事をされている方は本当にかっこいいし、私もそうあれるよう、日々努力を重ねていきたいと思います。

長文歓迎とありましたので、いろいろ書かせていただきます。

パーティーのお話のくだりを読んで、思ったこと。

『わたしのところに来てくださるのは、優しくて、努力家で、外見も美しい』との言葉に、あぁ、私は行っちゃいけないやつだ、と速攻で思いました。

私は優しくないし、努力もしないし、外見はひどいし。

そこでとっさにフローラさんへの敵意が芽生えました。

「どうせ選り好みするんでしょ。そうやって、お金持ちで美人じゃない人が来られないように先にふるいにかけてるんでしょ」

自分で自分をふるいにかけて貶めて、それを相手のせいにする、という・・・どういう世界観で生きてるんだという感じですが、私は、そういう世界でずっと生きていました。

それに気付いて、じんわり悲しくなりました。

私は私に、もっと幸せな思いをさせてあげたい。

私をもっと好きになりたいし、認めてあげたい、と思いました。

急に人にやさしくしたり努力を始めたり外見をよく見せるようにがんばるのではなくて、自分をちゃんと大切に扱おうと思いました。

この半年ほど、本当に苦しくて苦しくて、でも何が原因かわかりませんでした。

何不自由なく暮らしているはずなのに、問題はひとつもないはずなのに。

それが自分の本当に望む生き方ではなかったからだ、と今は思っています。

私が望んでいると思っていたことは、すべて親や先祖の願いでした。

私が生きたい生き方ではありませんでした。

だけど私はそれを自分の望みだと思い込んでいました。

絶対に、自分の本心に気付いてはいけないと思っていました。

結婚しなければいけない。

子どもを産まなければいけない。

子どもが小さいうちは家にいなければいけない。

離婚できないようにするために、自分で経済力をつけてはいけない。

人生を楽しむふりをしながら、そこそこの生活の中で地味に生きていかなければいけない。

目立ってはいけないし成功してはいけない。

そういうたくさんのルールが私の中にずっとありました。

(後ろの3つは無意識でしたが)

私はこうやって生きていくんだ!と強く思っていました。

だけどそれは、それをしてみたいという欲求ではありませんでした。

たとえば「女に生まれたならば、子どもを産まねばならない」という声が、子どもの頃からずっと、自分の中で響いていました。誰に言われたわけでもないのに。

言葉にならないルールも、きっと無数にあります。

私が決めたんじゃないはずなのに、どうやっても縛られるたくさんのルール。

新しいことを始めても、いつも何かに道を阻まれる感じ。

自分の能力が足りないせいかな、と思いました。

もっと努力しなければ、と思いました。

それでもなぜかことごとく、中途半端に終わっていきました。

同じように始めてスイスイ進んでいく周りの人たちと自分と、何が違うのかわかりません。

ものっすごく泣き言になりましたが。。。

初回からなんだか重い感じで、しかも漠然としていますが。

正直、とても怖い感じがします。

後ろ盾を失くしてしまう気がしています。

それでも、こんな風に苦しいのは、私はもう嫌なのです。

妖精さんなら、なんかいい感じにしてくれるのでは、という甘えた期待もあります。

きっと私がお願いを間違えていたとしても、いい感じに取り計らってもらえると思っています。

先日、久しぶりに服を買いました。数年ぶりかも・・・

今月は、その服を着て、思いついたところへ出かけてみようと思います。

軽やかに海外を飛び回るフローラさんが心底うらやましいですが、私は今の私の領分で、いろんなところへ行ってみようと思います。

これからよろしくお願い致します。














【著書】
2024年2月刊行



2022年2月刊行



【妖精の庭】