妖精さんに来てもらってフローラさんのメールを見て返信をすることで私はすごく変わりました



フローラさんこんにちは。

今月ですが、先日、遠方に住む実母とその妹が家にやってきました。

全く実家に帰ろうとしない私にしびれを切らせてやってきたのだと思います。

私は会うのが嫌で嫌で仕方なく、来る日までの1週間、来た当日も本当に疲れて苛々した時間を過ごしました。⁡

母は何事も不満や愚痴に変換する人で、私はずっとダメな子扱いで育ちました。

我が子は食物アレルギーがあるのですが、その子がいる前で「なんでこんな子産んだん?」と言い放つような人で、どうしてこんな人の気持ちを汲み取れない人間がいるんだと常々思ってしまいます。

妖精さんもうやだ助けてと思う発想もなく(妖精さんへのお願いの仕方が間違っているのかも知れませんが)後から思うとパニックになっていたんだと思いました。

と同時に思ったのは、実家を出て母と疎遠になり、今の優しい夫と温かい夫の両親、素敵な職場で過ごすことができている今は、安定した土台の上で安心して悩んだりできていたんだとわかりました。

母たちが帰ったあと、妖精さんのことを思い出して、今からこのモヤモヤを引き摺らないようにしてとお願いしました。

⁡私は小学生の時、「歩道橋から落ちたら死ねるのかな」とか「この家族をやめたい無くして殺して」と仏壇にお願いするような子供でした。

父親はパワハラの教科書のような人で、私が20代の時に亡くなりました。

訃報を聞いた私がしたことは「バンザーイ!」です。

そう思う自分がコンプレックスで、人間としてダメなのは私なのかとも思う時もありました。

今は、私は本当によくがんばった私!と清々しい気持ちです。

母が亡くなるときも私はきっとガッツポーズをします。

ドン引きされるかも知れませんがこれが私です。

この告白は自分が勇気が要りましたが、こうやってフローラさんにメールをしている私は穏やかさを取り戻しています。

母と私は別物で、これからも自分のまわりの夫や子供と生きて行きます。

ふと、幸せを感じて胸が熱くなる。

ふと、まわりの環境に感謝を感じる。

こうやって生きていけるようになったのはフローラさんのおかげです。

妖精さんに来てもらってフローラさんのメールを見て返信をすることで私はすごく変わりました。

忙しいけど、穏やかで退屈な日を過ごしています。本当にありがとうございます。














【著書】
2024年2月刊行



2022年2月刊行



【妖精の庭】