お手紙、拝見しました。

今月のお手紙は

過去の私をとても癒してくれました。

私も昔、

じっとしているしかなかった時がありました。

その時、私も、

誰かの文章、発信を

藁にもすがる思いで

一心不乱に読み漁っていました。

朝から晩まで

ベッドの上でまんじりともせず、

ご飯も食べず、

ただじっと救いを求めていたと思います。

あの時の自分を振り返る時、

大切な時間を無駄にしてしまった、

勿体無いことをした、という思いが

ねっとりとまとわりついてくる感じがして、

あまり思い出したくなかったのですが、

フローラさんの文章を読んで、

あの時間が私を少しづつ良い方へ

導いてくれたのだと思えました。

そして、

よく頑張ったな、私。

よく諦めなかったね、私、

と、自分を讃えたくなりました。

また、そんな時期の私を、

ただ何も言わずにそばにいてくれた

家族や友人に対する感謝も、

今日改めて思い出しました。

素晴らしいきっかけを

どうもありがとうございました。

少し前のストーリーの投稿で、

妊娠に対する

フローラさんの返答を読みました。

「できるのを待つんじゃない。

欲しいのにできない自分と

一緒に時間を過ごすってことが待つよ」

まさに私に必要な言葉だ！

と思いました。

妊活が長くなると、

どうしても不安や焦りが度々襲ってきます。

あの時ああしていれば…、

もっと早くこうしていれば…

何度も何度もその波は訪れます。

周りで聞く妊娠や出産のニュースにも、

心からちゃんと祝福できてるかな？

と考えてしまうこともあります。

でもそんな時はいつも

自分がおざなりだな、

と後から分かるようになってきています。

それは、心がぐっと詰まりそうになった時、

その感覚をじっと観察するように

なれてきたからだと思っています。

どんなときも自分と一緒に

時間を過ごせるよう、

本当の意味で”待てる私”を始めたいです。

【著書】

【妖精の庭】