ビジネスのノウハウではなく、「私がどう生きていくか」を真剣に考えるきっかけを与えてくれました



今思えば、私は須王フローラさんへの“推し活”の延長で『Grandir』に申し込んだのだと思います。

もともと花が好きだった私が、フローラさんの本に出逢いその美しい世界観に惹かれました。

気づけば、その本をきっかけに、ラジオトークを聴くようになり、「妖精の庭」にも入り、商品を手にするようになっていきました。

さらに、『本とお金』の出版を前にして、「リアルにフローラさんに会いたい」という想いが強くなり、人生で初めて名古屋まで足を運びました。

その頃、公務員として勤続25年という節目を迎えていた私は「これからの人生をどう生きるか」を真剣に考え始め、『本講座』への申し込みを決意しました。

本講座では、フローラさんから直接エネルギー哲学を学び「私は私のままで安心して観察しながら進もう」という感覚ができました。

その安心感は、人生のお守りを身に付けたような気持ちのように寄り添ってくれました。

自然と公務員を退職する流れとなり、自分で小さくてもいいから等身大で生きるために、憧れのフローラさんのビジネスを知りたいと思い申し込みました。

講義の中で、特に印象的だったのは「私が私を作って私が私を買う」「私を薄めない」「ビジネスに他人は入らない」というフローラさんの言葉です。

最初は戸惑いがありました。どこかで「フローラさんのもとで学べば何かできるようになる」という他力本願的な期待や依存心があったからです。

これまで私は消費者目線でお客様の立場に立つことを考えていましたが、この講座に出会ってからは、「まず自分が納得し、愛せる商品を作ること」の大切さに気づき、消費者ではなく提供者としての視点に切り替わり始めました。

さらに、フローラさんが、ジュエリー販売を行う姿からは、準備の大切さや行動することの重要性を痛感しました。

フローラさんの常に「120パーセントで取り組む」という姿勢がビジネスの結果にどう繋がっているのかをリアルに感じることができました。

私も、実際にフローラさんのジュエリーも購入し、手元に届いたとき「愛由来で生きる」というメッセージをジュエリーの輝きと共に受け取った気がしました。

自分の価値観と商品がしっかりつながっていることに安心感を覚え、私も「主体性を持って行動しなければ」という気持ちが強まりました。

そして、私は、これまで歩んできた中で大切にしてきた想いに気が付きました。

『私は、○○として“その人が自分の力で進む”ことに気づけるお手伝いがしたい』ということ。それは、私自身が“自分でやりたい”“自分で決めたい”という想いを見つけたからです。

『推し活』の対象として出逢ったフローラさんは、『Grandir』を受け始めてからは、いつのまにか、「憧れの遠い存在」では無くなっていました。

やっと少しずつフローラさんが伝えたいことに触れられるようになり、私自身の足で立とうという思いでスタート地点にいるような気がします。

フローラさんの講座は、ビジネスのノウハウではなく、「私がどう生きていくか」を真剣に考えるきっかけを与えてくれました。

これからも、私は、安心して自分を観察して、もがきながらも一生懸命自分を好きになる作業を続けていきたいと思います。

そしてビジネスが楽しいと思える日が来ることを信じて、丁寧に日々を送り、歩み続けていきたいです。














【著書】
2024年2月刊行



2022年2月刊行



【妖精の庭】