フローラさんから届くお手紙を読みながら感じることを、その時に自分が理解出来る範囲で理解しながら自分を癒していたんだなと感じています
今月も素敵なお手紙をありがとうございました。
中学受験のSAPIXの話、少し前の我が家のようだな…と思いながらストーリーも拝見していました。
数年間、受験のために娘をSAPIXへ通わせていた時期がありました。
その期間は、まさに「問題」が我が家に起こっていたなぁとつくづく思います。
「中学受験で合格した」という過去の自分の栄光を娘にも押し付けて、娘が望んでもいないものを母の私が「欲しい、欲しい」と言っていたのですから問題になって当然ですね。
SAPIXを辞めて、中学受験も辞めたら問題はすっかり消えてなくなりました。
驚くくらい、簡単に。それは、もうあっさりと。
本当に、子どもに合う場所がありますね。
去年のお手紙で、「自分のキャパを超えて幸せを追いかけていた。今は不登校の娘を幸せにすることで精一杯だから、それだけを守っていこうと思います」というようなことを書いたのですが、娘はこの4月から去年1年の不登校が何もなかったかのように学校へ戻っていきました。
ちょうど、娘が不登校になる直前に庭に入っていました。
そこから、何度かお送りしたフローラさんへのお手紙を今読み返してみたのですが、あぁやっぱり庭に癒された1年だったんだなぁ…と感じています。
フローラさんから届くお手紙を読みながら感じることを、その時に自分が理解出来る範囲で理解しながら自分を癒していたんだなと…。
というお手紙を書きながら、今なぜか嗚咽するほど泣いてしまいました。
この1年、たくさんの癒しをありがとうございました。
妖精さんも、ずっと見守ってくれた1年だったはずです。
娘を元気にしてくださって、ありがとうございました。
【著書】 2024年2月刊行
2022年2月刊行
【妖精の庭】