フローラさん、妖精さん、私に新しい生き方を教えて下さりありがとうございます
須王フローラ様
今年もよろしくお願いたします。
昨年末に今年の目標は色々決めていたのですが、庭の返信を書こうと思った時、もう一度私の1番欲しいものをしっかり視ようと思いゆっくり考えました。
思い返せば、ちょうど1年前にフローラさんの存在を知りました。
最初に花とお金を手に取り、その後に花神を読みました。
私には2人の娘がいますが、2人とも出産日の当日の朝、窓の外の景色を見ている時に金粉のようなものがキラキラと舞うのを見ました。
その当時は何でそんなものが見えたのか分かりませんでしたが、フローラさんの本と出逢いそれが妖精だと知ったとき、誰も分かってもらえないことを分かってもらえた気がして嬉しかったのを今でも覚えています。
私の家系は曽祖母の代からある特定の宗教を信仰しています。
私も社会人になってから熱心に信仰している時期がありましたが、心の奥底にある自分を否定する気持ちがどこか拭えずにいました。
そんな風に思うのは、私が生きてきた環境や経験もあると思いますが、修行をすれば立派な人格者になりそんな自分も超えて幸せになれると思っていました。
でも、そんな私に必要だったのは私がわたしの陰の部分を許すことでした。
こんなにも近くにいたわたしを雑に扱っていたことにやっと気付きました。
人生にこうあるべきものなんて何一つないという事にも気付きました。
親の信仰を継ぐ事が親孝行だと思っていましたが、自分を観察していく中で、その人生はわたしの望む人生ではないと気付きました。
そうやって一度立ち止まれたのも、2人の子供達のお陰です。
妊娠・出産がコロナ禍でと重なったこともあり不安な育児でした。
花神に書かれていた、「子育てはゆるしの時間」の部分はまさに当時の私の姿に重なりました。
子育てをすることで自分の内側と向き合い、本当はどんな人生を歩みたいのか考えました。
どうやって子育てしたらいいか分からなくて、自分がどうやって育ったのか知りたくて幼児教育も学びました。
その過程は辛いこともありましたが、自分をゆっくり観察していく中で結果的には自分自身が癒され、本来のわたしに戻っていく感覚になりました。
わたしを愛でることの大切さをフローラさんに教えもらいました。
自分は何が好きかよく分からなかったのですが、日々、好きなことを選び続けることで、自分が本当は何が好きなのかも見えてきました。ありがとうございます。
わたしがどうしても欲しいものは「志を同じくする仲間」です。
自分の経験を生かして、母親、子供両方の立場からサポートする仕事がしたいです。
長女の皮膚が弱かったこともあり、食事や東洋医学、自然療法に興味を持つことから始まり、最終的には教育を学びたいという思いが湧いてきました。
私自身、不登校を経験したこともあって、学校での教育の在り方に馴染めなかったというのもあります。
まずは先日取得できた保育士の資格を活かして、自然と共にある保育養育、シュタイナー教育などに興味があるので、そういった保育施設でパートから始めて社会復帰したいと思います。
これも妖精さんのお陰なのかなと思っているのですが、本当に不思議な流れで主人の転勤が決まり、住む場所も私が以前から住んでみたい場所にトントン拍子で決まり、昨年末から新しい場所で生活しています。
今住んでいる所は、海と山が近くにありとても自然豊かな所です。
そんな場所なので私が求めている教育の在り方に根差した保育施設やフリースクールなどもあり、子供もとても多い地域です。
私にとって最善のタイミングでこの場所に呼ばれたと勝手に思っています笑
不安もありますがこれからが楽しみです。
いつか私も大切な仲間達と親子がホッと安心できる場所を提供できたらと思います。
昨年からなんだか自分が生まれてくる前に決めてきた宿題の点と点が繋がっていく感覚がしています。
フローラさん、妖精さん、私に新しい生き方を教えて下さりありがとうございます。
どうかフローラさんにとっても素敵な一年となりますよう心からお祈り申し上げます。
私もわたしの心に従い行動する一年にしたいと思います!
【著書】 2024年2月刊行
2022年2月刊行
【妖精の庭】