フローラさん

新年あけましておめでとうございます。

本年も引き続き、こちらの美しい庭でお世話になります。

花神のオーディオブック、とても素晴らしかったです。

私は車で移動したり、待機したりする時間が比較的多い生活をしているので、夜車の中でこちらの音声を聞けるのがめちゃくちゃイイなあ、と思っております。

フローラさんの声、とても癒されます。

どちらかというと、女性の中では低めの声をされているかと思うのですが、私は地声が低くて、自分はそれをコンプレックスに感じることがありました。

でもフローラさんの声は、低めのトーンだけどとても美しくて、ずっと聞いていられるような声をされているので、私の声も美しい言霊を込めれば美しく響くはず！と思い直しました。

言霊って本当に大切ですね。

昨年の終わりに転職して、言葉の力や意味をとても大切にする職場に入りました。

代表の方をはじめ、社員の方々も皆さん「丁寧な言葉を正しく使うこと」を徹底しておられ、素晴らしいカルチャーに日々感心しています。

私は幼いころから言葉や文章に対する関心が高く、言葉の持つ意味やリズムに敏感であるからこそ、時折人の琴線に触れるような一言を口にして喜ばれることもあれば、逆に心に鋭く突き刺さる一言を放ってしまうこともあります。

それを自覚しながら言葉を使ってきました。

現在の会社に入社して、どうせ言葉や文章のスペシャリストを目指すなら、綺麗な言葉を使える人になりたいと、強く思うようになりました。

匿名で他人に対して強い言葉を吐くSNSなどを見て、やはり嫌悪感を抱いてしまうことが多々あります。

でもよく考えると自分も、近しい関係の友人や家族の前では、汚い言葉や悪い言葉を敢えて使ってしまうこともあります。

それでいいんだ、その方が自然体で自分らしいと思っていた時期もありましたが、「人の振り見て我が振り直せ」やはり心のどこかで、そんな自分を美しいと思えていなかったことに気づかされました。

転職はとても良い機会だと感じています。

できるだけ美しい言葉を口にする（または書く）人間でありたいと思ったことを契機と捉えて、自分で自分のことを素敵な女性だと思えるような言葉の使い方をしていきたいと思います。

3年連続で多分同じ願いなのですが、ちょっとずつ変化もあります。

今年もフローラさんの華麗なる進化を楽しみにしています。そして私の進化も！

どうぞよろしくお願いいたします。

【著書】
2024年2月刊行

2022年2月刊行

【妖精の庭】