きっと、フローラさんのお手紙にあった「自信」が背中を押してくれたのかもしれません



フローラさん

12月のお返事、こんなに年の瀬ではありますが、今月の御礼だけ送って引き続き、1月の願い事を考えます。

12月生まれの私にとって今月は特別な月です。

誕生日の土曜日は、家から徒歩10分の距離にすごく素敵なセンスのお花屋さんがあることを知り、花束を買ってもらうために彼と行きました。

サプライズもよいのですが、私は花が好きで好みもはっきりしているので、その場で私が好きな花を選ぶのが一番いいのではという彼の提案。

紫、薄紫、淡いピンク、茶グリーン、アクセントに燻んだ黄色。

お店の方と相談しながら本当に美しい花束が出来上がりました。

人生で一番嬉しい花束だったかもしれません。

夕方からは日没に合わせて、住んでいる家から近い海辺の住所非公開のシークレットレストラン(1組限定)で、プライベート空間での誕生日ディナーデート。

帰りはお店の方に2人で住む家まで車で送ってもらいました。

人生最高のお誕生日でした!

そして平日のクリスマスイブは東京のオフィスから急いで帰り、毎月のように彼と通っているお気に入りのビストロフレンチで、仲良しのシェフの渾身のコースを堪能。

大好きな地域に住んで、行きつけのお店が増えていく喜び。

27日は仕事納め。11月に転職した会社の同僚たちと納会しながら普段はできない話で盛り上がる。

2ヶ月、風邪もひかずに繁忙期を突っ走れたのは、HANATSUBAMEのお陰かもしれません。

そして昨日は、3年弱ほど意図的に発信していなかったフェイスブックに、久々に近況を投稿してみました。

やりたい仕事に出会い、新しい業界に転身した話を書きました。

この2、3年は過去の仕事人間関係トラブルが原因でSNS発信も遮断していてやや心が引きこもりでしたが、過去職で出会った全国の予想を超える多くの方から凄い勢いでいいね、祝福やらメッセージをいただき、明るいパワーが戻ってきた感があります。

大袈裟ですが、喪があけた?!って感じです。

フローラさんがよく仰る「3年経てば変わる」という言葉を思い出しながら、このメールを書いています。

プライベートでは47歳で(!)出会った彼との愛を育みながら、3回の転職をへて、ようやくワクワクできてやり甲斐があり時代性のある仕事とポジションをゲットしました。

その間、親友たちやごく一部の知人とは変わらぬお付き合いを続けていましたが、その他大勢の薄く繋がっている知人友人や前職の仕事関係の方々とは完全に縁遠くなっていました。

この年末、ようやく、そんな方々の中にもまたご縁があれば再び繋がれる方がいるかもしれない、ひとまず元気にしていますと伝えたい、再びかつてのようにワクワクしてやり甲斐ある仕事をしていますと伝えたい、いう想いが芽生えました。

自分の中で1つドアが開いた節目の瞬間でした。

きっと、フローラさんのお手紙にあった「自信」が背中を押してくれたのかもしれません。

今年を表す言葉、それは私も「自信」なのかなと思いました。

それから「線」です。

どう繋がるのか見えなかったいくつもの点が、線になった。

一番遠い点は、小学生の時の海外旅行体験に遡ります。

人生って面白い。

来年も素敵な年になりますように。

1年間ありがとうございました。

どうぞよい年をお迎えください。














【著書】
2024年2月刊行



2022年2月刊行



【妖精の庭】