ずっと薄々感じていたけどなかったことにしていた「自分はおかしいこと」に真正面から向き合うきっかけをいただきました



Radiotalkの感想とお礼です。

今朝のライブ配信、何度も聴き直しました。

私も普通を知らずに育ち、そして過去のことを引きずったまま生きている人間です。

何不自由なく育ててもらって感謝してると思いながらも実は何か問題と感じることがあるたびに家庭環境のせいにしている自分がいました。

親に対して感謝どころか憎しみさえ感じていたのですね。

でもそんな嫌な醜い自分を見たくなくて、親への感謝で誤魔化していたのだとフローラさんのお話を聴いて気づきました。

過去の記憶を遡って後から聞いた話ではなく自分が思い出せることだけを辿っていきました。

するとほとんど記憶がなく、親や先生に怒られた場面、両親が喧嘩している場面、姉とケンカして言い負かされている場面、同級生男子にいじめられている場面、反対に私が友だちを仲間はずれにしている場面…など頭に浮かぶのは嫌だった、辛かった、悲しかったことばかり。

楽しかったこともあったのに、です。

その場面ひとつひとつを思い出し自分の感じることを言葉に出してみました。

それはそれはひどい言葉で、泣き叫ぶ自分がいました。

呼吸がしづらく、頭が締め付けられる感じがして、心臓の鼓動が速くなり、過呼吸状態になりました。

全身に力が入っていて両手を握りしめて、ぶるぶる震えるほどの怒りを感じました。

自分はこんなにも異常だったのかと、こんなにもまだ自分の中に怒りがあったのかと怖いくらいでした。

過去を遡ると私は今までずっと評価の中で生きてきたことに気づきました。

いつからなのかはわかりませんが、思い出せたのは幼稚園の年長です。

担任の先生が好きで気に入られようとしている小さな私がいました。

そのあとも記憶は飛び飛びですが、いつも誰かからの評価を得ようとする自分がいました。

条件付きの私しかいませんでした。

学校では担任の先生や同級生から、習い事ではそのコーチや仲間から、いつも注目してもらえるよう必死でした。

運動ができたら、成績が良かったら、表彰台に乗ったら…今思えば、何かできないと自分には価値がないと思っていたのだと思います。

1時間ほど泣きまくって落ち着いた頃、ふと3歳くらいの自分が出てきました。

パンダのぬいぐるみを大事に抱えた私です。

いつもいつも肌身離さず相棒のように待っていて、そのパンダとボーッとするのが好きでした。

汚いからと母が洗濯した時は悲しくて泣き続けました。

本当はわたし何もしたくなかったんですね。

パンダのパンさんと一緒にのほほんとしたかったんですよね。

姉がやっているからって私は習い事はやりたくなかった。

姉はできたかもしれないけれど私は姉とは違った。

本当は母に私は私のままでいいと言ってほしかった。

好きなようにさせてほしかった。

全部口に出して言ってみたらなんだか力が抜けました。

そして疲れました。

今だにずっと根に持っていたんだなぁと改めて思いました。

ずっと評価を求め、コントロールする、されるの世界で生きていたのですね。

そのまま親になった私は自分が嫌だったことをそのまま子どもにもやってしまっているのですね。

評価されることが当たり前と思っていた、というかそう思っていることすら自分で気づいていなかったので、評価してコントロールしていることすらわかっていませんでした。

本当に迷惑で情けないし恥ずかしいです。





実はRadiotalkで「子どもへの暴言について」のおたよりを送らせていただいたのは私です。

そんな醜い自分を知られたくなくて匿名で送りました。

でもRadiotalkを拝聴しているうちになぜだかふと隠すのをやめようと思いました。

取り上げてお話ししてくださったフローラさんにお礼をお伝えしたくなりました。

そして暴言を吐いてしまう今の自分から目を背けるのをやめようと思いました。

もうコントロールの世界の中で生きるのをやめたいと思いました。

何もない自分で生きていくのは今とても怖いです。

でも張りぼてだらけの誰だかわからない自分を演じていくのはもう疲れました。

フローラさんが「普通」を教えてくださったので私も普通の人になりたいです。

初めて普通になりたいと思いました。

Radiotalkに質問を送らせていただいて本当に良かったです。

ずっと薄々感じていたけどなかったことにしていた「自分はおかしいこと」に真正面から向き合うきっかけをいただきました。

本当にありがとうございます。

お忙しい日々とは思いますが、どうぞお身体ご自愛ください😌














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2024年2月刊行



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