今、ひとつずつ現実は動き始めています



フローラさん、

今月もお便りありがとうございました。


毎度ですが、でも今回のお便りの内容は、

ものすごく刺さるものがありました。


妖精さんの派遣もしていただくのに、

こんなにも貴重なメッセージを

受け取ってしまっていいのかと思うぐらい。


私はまだ自分で自分の欠乏感を

埋められていない、

埋めていく途中にいるのですが、


ここを自分で埋めたいって、

自分で自分に食べさせて、

好きなものを我慢せずに与えて満たして、

子供にもそれをさせてあげて、

更には、子供たちもそれが自分でできるように

させてあげたい。


こういう思いがあるのですが、

フローラさんの文章を読んでいて、

はっきりとわかりました。


学生時代、私は女子大で、

東大生のインカレの

テニスサークルに入っていました。


今考えると?な部分もありますが、

人気のあるサークルでは、

入部の際にセレクションというものがあり、

そのサークルの色に合っているかどうか

見極められるというのがありました。


なので、真面目一本の東大生というよりは、

ある程度遊びもちゃんとしてきた、

運動もできて笑いもわかる、

顔も一般的にまぁまぁみたいな人たちが

選ばれていたんですね。


結論から言うと私は彼氏はそこ以外にいたので、

東大生との恋愛は一度もせずに終わりました。


それどころか当時の私は、

つまんないって思ってたんですよね。

(優秀な人たちに対して超失礼ですけど


何人か友人がサークル内恋愛をしていて、

話も聞いていたわけですが、その中で、

彼氏がかっこよくてテニスもできて、

浮気は絶対しないし真面目で優しくて、

お家柄も良くてエリートでみたいなところを、

さも自分がブランドを着ているのように、

「私すごいでしょ」感を出している子がいて。


その本人は自覚ないと思うんですが、

それをステータスにするのって

なんか違うよなって違和感があったのを

思い出しました。


そこまでの努力も人間性も、

「彼」の生き方が素晴らしいんだよ?

って思っていたなぁって。


同じく祖父や親の代から事業を継いだりで、

自動的に経営者になった方で、

立場も経済的なものも与えられて

そうなった人が、

女遊びしたり偉そうにしているのも、

正直なんだか見ていて恥ずかしいなって

思っていました。


上記はちょっと批判的というか、

かなりジャッジを入れてしまっていますが、


その人たちがどうというよりも、

私は自分で努力してそうなること以外で

自分の虚しさは埋められないって

感じていたからなんだって、

彼らのおかげで気付きました。


フローラさんが、そこを自分で埋めて行った時に

気づいたことの大きさを教えてくださった時に、

そうだ!これなんだ!って改めて思ったんです。


我が家は大金持ちではないけれど、

それなりに与えてもらってきたし、

なにかを欲しいと思う前に与えられていて、

欲しいものが何かを考えることも

なかった気がするんです。


だから何かにものすごく固執するとか

どうしても欲しいものってなくて。


だけどたまにある欲しいと言ったものは、

ダメだよって言われたらすぐに諦めていた。


私は相手が与えたいものを

受け取ることはできるけど、

自分では何も生み出せないし、

誰かに与えたいのにできない、

そこにずっともどかしさがあったのだと。


自分で自分を生活させて、心も満たして、

そして大切な人が困っていたら

すぐに差し出せる自分でありたい。


東大生がつまらないんじゃなくて、

こういう成功を約束されたエリートたちに

頼って生きる人生が、(良い悪いではなく)

私にはつまらない気がしたのかもしれません。


しかし、今も夫に経済面で

寄りかかっていることが本当に悔しい!


まだ地に足がつかないで

水の中でもがいている感覚ですし、

その期間が長い長い


けれどその前に解決すべき問題が

私には山積みだったのだと思います。


自分のこと、子育てのことなど。


妖精さんの力もお借りしながら

今、ひとつずつ現実は動き始めています


ありがとうございます!

















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