そんな風になりたいなというまでにとどめて、今は目の前の今を精一杯生きます。
春は別れと出会いの季節と言いますが、
3月は一緒に住んでいたルームメイトが
一足先にインターンを終了し
日本に帰国しました。
11歳も下の大学生ですが、
驚くくらい波長が合って、考え方が合って、
ここに来なければ決して
出会うことのなかった縁だけど
繋がるべくしてつながった縁だ
と思っています。
これも、見えない世界で繋がれた縁を
私が見える世界で繋ぐかどうか、
なんですよね。
その子から、もらった手紙に
こんなことが書いてありました。
「これから何かに悩んだり、
迷ったりしたときには、
◯◯さん(私)だったらどうするだろう、
なんてアドバイスしてくれるだろう
って思い出します」
大切な存在が悩んだり、困った時に、
私との出会いが少しでも支えになれることって
こんなに温かいことなのかと知りました。
そして、彼女にとっての私は、
私にとってのフローラさんだと思いました。
フローラさんがもっといいものを、
もっとたくさんの人に与えようと
努力されているように
私も今に満足しないで、
たくさん経験をして、
いろんなものを視て、感じたいなと
改めて思いました。
そんな私のすべてが、
まだ見ぬ誰かに還元できて、
誰かの手助けになれるなら
それは幸せだろうなと思いますが、
そんな風になりたいなというまでにとどめて、
今は目の前の今を精一杯生きます。
【著書】
【妖精の庭】