フローラさんが現在、外国で生活しながら語学を勉強されているリアルな今を折に触れ語っていらっしゃったことにも大いに刺激をいただきました



職場が変わり、2か月が経ちました。

そこにはネイティブの外国人も勤務していて、ある程度日本語が通じるのでコミュケーションに困ることはないのですが、それでも英語でやりとりする場面も少しだけあります。

これまでの人生でそんな機会がほぼ無かったので、英語は自分にとっては苦手で嫌いなものという認識でずっと過ごしてきましたが、つい先日の何気ないワンシーンでそれは覆されました。

それは外国の方と英語で挨拶を交わしたときのこと。

「Good Morning!」とたった一言なのに、ハートのあたりが何とも言えないあったかい感覚になったのです。

その日一日ずっとそのほわんとした気持ちが続いていて、英語で挨拶ができたという、それだけのことがただただ嬉しかったのです。

挨拶ひとつで心まで通わせたような。

英語がよくわからないからこそ、言葉だけじゃなく相手の表情や声、仕草からも全部受け取ろうってこちらもそういうスタンスで聴こうとするから、英語でコミュケーションできたときはその 嬉しい が格別です。

意思疎通できることを純粋に喜べるというか。

きっと自分の気持ちを英語でも表現できたなら自分の世界ももっと広がって心の充実度もより深まる気がして、今よりほんの少しでも英語で会話ができるようになりたいと初めてそんなことを思ったのです。

学生のとき勉強するほどに増していった英語に対する苦手意識が実際に「英語で話す」というアプローチに変わっただけで印象も感じることもこんなにも変わるんだなと。

でも、外国の方と実際に相対すると一対一ではまだまだ緊張して、ついほぼほぼ日本語で話してしまいます。

自分の英語表現に自信がなさすぎるのと、これで合ってるのかなと咄嗟に正解を求めてしまうからです。

もし自分がフローラさんのように外国に住んでいたなら、もっと必要に迫られ本気度も変わるのかなという気がしますが、それでもせっかく自然に沸きあがった英語への興味と英会話への意欲を自分なりに育ててみようかなと思いました。

きっかけはほんの小さな出来事ですがあのとき感じた気持ちをスルーしなかったことと、フローラさんが現在、外国で生活しながら語学を勉強されているリアルな今を折に触れ語っていらっしゃったことにも大いに刺激をいただきました。

外国人と同じ職場で仕事をするという機会に恵まれたおかげで、座学ではなく人とのかかわりの中で学びを深めていけるのはとても有り難いことです。

きっと妖精さんに巡り合わせていただいたのだと思っております。

新しい経験が増えることは豊かでしかないですね。

フローラさんいつもありがとうございます。














【著書】
2024年2月刊行



2022年2月刊行



【妖精の庭】