読むと安心して少し眠ることができたので、ほぼ毎日読み続けました
私は子供の頃から転居を繰り返し、1つのところに長く住めません。
一番長いところで10年、短いところは1年でした。
動く事は決して嫌ではなく、自分で決めて、その時々に必要だから転居してきたんですが、同時に自分の家を所有したい、住み続けられる場所が欲しいという思いも強くなっていきました。
今住んでいるところは、緑も、建物も、設備も一目で気に入り、どうしてもここに住みたいと思い購入しました。
住み始めた頃は、気に入った場所、整った部屋での生活はとても楽しいものでした。
もう動かなくてもいいと安心し、部屋に帰るたびに癒されて幸せを感じました。
緑が多い敷地内を歩く時でさえ癒されて幸せを噛みしめる毎日でした。
ただ、ローンで購入したことが大きな間違いでした。
元々多くない収入が下がり、支払いが少しずつ大変になっていき、貯蓄も減っていき不安が募る毎日になってはじめて、ローンで住宅を購入すること自体が、無謀な行為だったことに気づきました。
なんてバカなんだろうと自分を責め、パニックになりました。
それからは焦って副業や起業も考えましたが、こんなふうに初めてもうまくいくとはまったく思えず、堂々巡りを繰り返し、何もできず不安だけが大きくなっていく毎日。
昼間は仕事に行き、意識が逸れていても、帰宅すると不安に押しつぶされそうになる。
夜中に目覚め、そのあとは朝まで全く眠れず朝を迎える。
いつもなら寝落ちして最後まで聴けないRadiotalkでフローラさんの声を聴いても眠れませんでした。
しばらくそんな日々が続いた後、ふと、眠れないなら本を読もうと思いつき、花神と花金の、その日開いた章を読みました。(もともと花神と花金は、装丁とても美しく毎日見ていたかったので寝室に飾ってありました)
読むと安心して少し眠ることができたので、ほぼ毎日読み続けました。
初めは、眠っては起きるの繰り返しでしたが、徐々に眠れるようになり夜中に目覚める事は減ってきました。
そして最近では、息子が帰省して一緒に食事をしている時大好きな食器や香水瓶大切に扱う時、お気に入りのランプのスイッチを入れた時、好きな花を見る時など、何気ない日常の出来事で、何かが流れて体がジーンとなるような体感があり、少しずつではありますが焦燥感が少なくなってきました。
まだ、パニックになる事はありますが、まずは、今の自分収入に見合ったところで生活をしようと思っています。
また動くことになるのかもしれませんが、美しい場所で癒されて生活ができるように妖精さんにお願いいたします。
花を飾ると、神舞い降りる
花とお金
フローラさんのご著書は私の道を照らしてくださる灯りになりました。
こんな素晴らしい本を書いてくださって本当にありがとうございます。
間に合うかは全くわかりませんが、須王フローラさんがいるうちに本講座を受けたいと思っています。
【著書】 2024年2月刊行
2022年2月刊行
【妖精の庭】