自分で一番びっくりしたのは、今まで知らなかった感情を感じたことです
先月はお任せでお願いしていたのですが、
いろいろなことがありました。
自分で一番びっくりしたのは、
今まで知らなかった感情を感じたことです。
それは「悲しい」。
37年生きていますが、振り返ってみても、
ものすごく悲しかったことってなかった
と思うんですよね。
忘れているだけかもしれませんが。
祖父母が亡くなった時もそうですし、
父が亡くなった時なんかは
「これで私は自由だ!やったー」
と思ったほどでした。
それでも先日、会いたいと思っている方に
メールをしたら返事をいただいて、
「悲しいことがあって、心の整理に時間が必要」
と言われたんです。
それを読んだ瞬間に、
ものすごく「悲しい」があふれてきたんです。
自分のことではないのに、
それに相手のこともよく知らないのに、
なんでこんなに悲しいんだろうと。
そこから3日ほど泣き続けました。
よくわからないけれど、悲しくて悲しくて。
知らない間に、これほどまでに相手のことを
大切に思っていた自分にも驚きましたし、
悲しいという感情を強く感じたことにも
驚きました。
37年間生きてきて、初めての感情。
新しい引き出しが見つかって、
また一つ、私が形作られた瞬間でした。
なんだかとっても感慨深い出来事でした。
【著書】
【妖精の庭】