あと11,990日
拙著「花を飾ると、神舞い降りる」(サンマーク出版)、9刷2,000部増刷となりました。3年以上前の本を2,000も刷っていただけるなんて、ありがとうございます。嬉しい! この本は正直に言って、とっても良いです。『デビュー作が一番』は本当だと思います。伝えたいことの一番が詰まっている。なので、まだ読んだことがない方は、ぜひ読んでください。ただ、文章は下手です←あんなに一生懸命書いたのにおかしいなぁ。でも、読めないほどではないので大丈夫!お読みいただけると嬉しいです。 わたしは最近、とっても嬉しいんです。自民党総裁に高市さんがなられて、きっと、日本中の働く女性が勇気づけられたことと思います。わたしもその一人で、とっても嬉しい気持ちでいます。 2019年にエネルギー哲学を作ってから、ライフワークバランスなんて考えたこともないまま突っ走ってきました。『まずは120で!』が合言葉のビジネススクールを作って、そこから何人もの方が大きくなっていきました(元から大きい人もいます)。みんなビジネスに全力でした。全力って楽しいんだよね。 わたしが育った環境は、男尊女卑という言葉では足らないくらい、女性に人権のない世界でした。なんとなくそういう雰囲気がある、ではなくて「女が男と同じだと思うな」「戦後教育のせいで女が勘違いをするようになった」と、こうして今ここに書くだけでも眉間に皺がより心臓がザワザワするような、そんな言葉を浴びせられる世界でした。信じられないよね。 大学卒業後に就職した商社では、当たり前のようにホステスとして接待に連れて行かれ、性的なことも当然のように要求されました。今だったらそんなことは絶対に許さないし、そもそも言わ「せ」ませんが、当時はわたしもまだ若く、我慢してしまったんですね。言うことによる不利益の方が恐ろしかった。だから、女性が堂々と生きるということが、徐々に、でもはっきりと、こうして実現される世の中になって、本当に嬉しいのです。 真っ当で優しく誠実な男性も見てきています。だから男性を敵だと思っているわけではありません。でも、女性から女性よりも、男性から女性への嫉妬の方が死ぬほど面倒臭いことも知っています。女は感情的、嫉妬深い、友情が薄いなんてのは、どれもこれも嫉妬深くて仕事のできないメンタル最弱な男が言ったのだと思っています。 わたしの友人や生徒の中には、テレビに出たり、業界を牽引する立場にいたりと、目立つ存在の女性が何人もいます。目立つということは妬まれるまでがセットで、そうした話を聞いてはほとほとうんざりしています。なぜ、それぞれがそれぞれを応援することの意味を考えられないのか。それぞれが自分の領分をまっとうして、その中で存分に活躍することこそが、社会が良くなるということなのに、なぜその足を引っ張ろうとするのか。自分が社会に生きているということがわからないのでしょうかね。社会を作っている人たちはいつだって全力で、だからこうしてみんなが生きていられるのに。 2000年〜2004年、わたしは大学生でした。今でもはっきり覚えています。私鉄に乗りながら「外貨を稼ぎたいんだよね」と、隣に座る友人に言いました。彼女がどう答えたかは覚えていませんが、わたしはそう言いました。日本のためなることをしたい。 今わたしがこうして中東に暮らしているのは、外貨を稼ぐためです。日本にいたら楽ですよ。仕事も友人も気に入った家も、全部ありました。でもわざわざそれらを手放してここに来たのは、いよいよそれができる自分になったからです。『社会に生かされてきた。だから、いつか社会に恩を返したい』そう思った大学生の頃の自分との約束を果たすため、なんとか踏ん張ってここにいます。あのとき、あの環境でそう思えた自分を褒めたいよ。 人権のないような環境で育ちましたが、同時に救いがたくさんあったんです。だからこうして生きてこられました。本当にラッキーでした。 社会に生かされてきたから、今こうしていられる。それがわかる自分でよかったです。 自分一人だったら何もできません。事業はもちろん、夕食の白米だって食べられない。生きることのすべてを社会に依存しています。それがわからないと、他人の活躍に嫉妬したり、何やら頓珍漢なことになるのでしょう。そういう方は何を見て、何を感じて生きているのだろうか。きっと観察する時間が足らないのだね。 タイトルの『あと11,990日』はわたしの寿命です。死ぬまでに11,990日しかない。 ドバイに来てもうすぐ2年が経過します。色々を一生懸命にやってきましたが、この先をどうしようとずっと考えています。考えることが大好きです。 役に立てる自分でありますように。 今日も楽しんで生きましょう。 人生は、あっという間です。 ではね。ごきげんよう。 須王フローラ
