つまらない対談ならしたくない
先月からたくさんの方と対談をしています。
ありがたいことに多くの方に視聴していただけて、とても嬉しいです。
今日はわたしが対談のときに意識していることをお伝えしたいと思います。
それは、相手に「問い」を投げかけることです。
対談相手のことはよく知った相手である場合がほとんどです。
初めましての相手であっても、どんな仕事をされている方なのか、著書を読んだり日々の発信を見たり事前に下調べをしますから、まったく情報がない状態で対談をすることはありません。
よく知った相手と対談をする場合、相手のいつものパターンがわかります。どんな話をして、どんな言葉を使い、どこに着地させるのか、どんな人にもお決まりのパターンがありますよね。わたしは対談ではそれを崩しにいきます。
もちろん、いつもの話は大切です。その時間も十分に取ります。でも、視聴者が聞きたいのはそこだけではないと知っています。いつもの話はわかった、その先は?そこに切り込んでいくと、面白い対談になります。
ですから、対談相手によっては「え?そんなこと聞く?」と驚く方もいますが、予想だにしていなかった問いからこそ、その人の本当が見えると思うのです。
「その人の本当が見える」えぇそうです。だからこれは、この人は大丈夫と思える相手にしか使えない技ですね。でも、それがハマるととても面白い対談になる。それがライブの醍醐味だと思っています。
2024年5月25日 ドバイの自宅にて
須王フローラ