嫌われるのを恐れるのは



そもそも、

好きだの嫌いだのなんてことを

気にするのがおかしな話なのだ。


誰かを好きだ嫌いだなんて判断は、

長い時間のかかることなのだ。


新人がたった
1ヶ月で

「自分にはこの仕事は向いていない、嫌いだ」

と言ったら誰しも馬鹿かと思うだろう。

仕事で考えたらわかるだろうに、

対人となるとわからなくなる。


好き嫌いなんてのは、

よほど近しく、

関係性の深くなった人間にしか

抱くことのできない感情だ。


にも関わらず、

多くの人は他人のことを好きだ嫌いだ、

好かれたい嫌われたくないと騒ぎ立てる。

まるで人間の悩みのすべてが

そこにあるかのように。


一目見て嫌いは、「羨ましい」だ。


二目見て嫌いは、性格が悪い。


ほとんどの関係性は二目くらいのもの。


だから、

嫌われるのを恐れるのはやめた方がいい。


その人物の性格の悪さを、

なぜあなたが悩むのだ。


自分の周りにいる人間のほとんどは

「植物」だ。「風景」だ。


そこに好きも嫌いもない。


ただ、おるな。というだけ。

 

 



#
嫌われたくない人へ