幸せはいつまでも続く
受験シーズンですね。
こんにちは。須王フローラです。
妖精の庭とインスタのストーリーズで、日々みなさんと交流ができていることがとても嬉しいです。
最近は受験シーズンということもあり、お母さんお父さんたちからの合格祈願や結果のご報告が続いています。
とってもとってもお疲れ様です。お気持ちお察しします。
わたしも、娘の小学校受験、中学校受験を経験してきました。
ドバイの学校に入るときも、入試というほどのものではありませんがアセスメントがありました。発達のサポートが必要か、英語のサポートが必要かを把握するためのものです。
日本の小学校受験、中学校受験を通して、またドバイでのアセスメントを通して思うこと、そして現在進行形、2025年1月受験真っ只中の親御さんたちから、特に受験で思うような結果が出なかった方からのメッセージを受けて思うことを今日は書き綴っていきたいと思います。
それは、この時期の受験はどれも発達が早い子どもが受かるものだということです。頭の良し悪しではありません。
いえ、わかりますよ。だからといって不合格に納得ができるものではないということ。
時間を使って、お金を使って勉強してきたわけですから、合格できなければそれは悲しいでしょう。でも、だからといって悲観しないでほしいのです。
エネルギー哲学では発達についてのお話をします。
発達ときくと昨今は「発達障害」が頭に浮かぶかもしれません。
発達と聞くと、ちょっと身構える人もいるかもしれません。
しかしここでいう発達とは、「あなたをあなたたらしめるもの」という意味です。障害としての発達を語りたいわけではありません。
人の体には365個のチャクラがあります。
チャクラはヨガやアーユルヴェーダがお好きな方ならご存知かと思いますが、簡単にいうとエネルギーの通り道のことです。東洋医学でいえば、気の通り道、経絡(ツボ)に当たります。
その一つ一つには意味があって、それぞれ担当しているものが違います。
少し抽象的な表現になりますが、その一つは喜びを司り、その一つは言葉を司ります。愛を感じるものもあれば、何を見るのか見ないのかを決めるものもあります。
チャクラは生まれてからゆっくり成長を続けます。その成長はだいたい40歳前後まで続きます。チャクラは発達するのです。
大人になれば全員一緒ではなく、365個それぞれに発達の度合いが違います。
わたしとあなたは姿形も違えば、趣味嗜好も違います。何を美味しいと思うかも、何を読んで面白いと思うかも違います。
そうした違いが何で起こるかというと、チャクラの発達の違いです。
ですから、発達はあなたをあなたたらしめるもの、あなたらしさなのです。
言葉でのコミュニケーションが苦手な人がいます。
人から言われたことを額面通りに受け取り、行間を読むことができない人がいます。なぜ笑われているのかがわからず、バカにされたと思って怒ってしまう人もいます。
愛されているのに、その愛を感じ取れない人もいます。愛しているのに、愛を伝えられない人もいます。本音を言うのが死ぬより怖いのです。
匂いや光に敏感な人がいます。刺激に弱く、自分一人では生きていけないほど寂しがりやなのに、人と一緒に過ごすことができません。
孤独で心はいつも悲しいのですが、だんだんその悲しみにも慣れてしまい、大丈夫なふりばかりが上手くなります。
恐怖や不安感が強く、認知が歪んでいる人がいます。いつも自分が悪いと思い自責がやめられないので、過去に原因を求めがちです。今この瞬間が幸せであっても、どうせ続かないと最初から諦めてしまいます。
わたしのことだと思った人もいるかもしれませんね。
濃淡はあれど、多くの人に当てはまることを書きました。
こうした傾向も、チャクラの発達によるその人らしさです。
例に取り上げたこれらのらしさは、特定のチャクラの発達がゆっくりであったことが理由です。
しかしそれは発達不足なのではなく、その人にとってはそこまでの発達で十分だったということなのです。そこを不足だと勘違いすると、また負のループが始まります。
直さなきゃ、ちゃんとしなきゃ。
違います。できません。
できなくて構いません。それが、あなただからです。
365個のチャクラはすべて動いています。止まっているもの、まったく発達しなかったものは一つもありません。一つでもチャクラが枯れていたならば、それはイコール生きていないということです。生きているならば、どのチャクラも動いている。それで正常、それがあなたの普通ということです。
今月の妖精の庭は新年最初の庭でしたので、年始の特別な願い、どうしても手に入れたいもの、何度諦めても諦められないものをお返事に書いてもらいました。
そこに書かれていたもののほとんどが「愛する人に出会いたい、愛したい愛されたい」でした。「友達がほしい」も多くありました。
たくさんの人が愛に傷つき、自分は愛に値しないのではないかと自信をなくしていることがよくわかります。
でも、それが本当はチャクラの発達による認知の歪みだとしたら。
本当は、あなたの「らしさ」を理解してくれる人がいるのに、それに気づけていないだけだとしたら。
あなたがそこに気づくだけで、あなたのどうしても手に入れたいものは2025年に手に入りますよね。
さて、話を受験に戻します。
発達とはこのようなものなのです。
これをわたしたちはおよそ40年かけて育てるのです。
たった6年、12年しか生きていない幼稚園児、小学生の受験です。彼ら彼女らの人生はこれからです。
普通がわかること、当たり前ができることが立派なのではありません。
そんなものは、本人の人生にとって必要な部分だけできたら十分です。
わたしの子どものことをやたらに立派なお嬢さんだと思ってくださる方がいますが、とんでもありません。何度学校や他の保護者に頭を下げてきたかわかりません。わたしの子ですから仕方ありません。笑
もっと大きなお子さんをお持ちの方、高校生や大学生の年齢の子どもがいる方で、勉強をしないことや素行の悪さで悩んでいる人もたくさんいますね。
彼ら彼女らもまた、発達の途中にあります。そして、彼ら彼女らには傷が多いのです。
もうすっかり体は大きくなり、大人と代わりません。周りからは高度なことを要求されるようになります。でも、中身は全然追いついていない。その追いついていないことを隠すために、彼らは必死です。恥ずかしいから隠したいのではありません。がっかりされたくないのです。
10代の失敗は失敗ではありません。
いえ、20代も30代も40代も同じです。あなたの選んだ道はいつも合っています。合っていたから、今こうして生きています。
自信なんて持たなくても大丈夫です。それがあなたらしさです。
そうじゃなくなってしまったら、あなたはどこに行ってしまうのでしょう。
どうか、お子さんに優しい眼差しを。
そして、あなたにもね。
須王フローラ