悲しみの向こう側



悲しいことがあると、

人は立ち直ろうとする。


それをすっかり忘れて、

なかったことにするのがゴールだと思う。


でも、そうじゃない。


自分との付き合いだって、

色んなときがある。


わたしって最高だな!

と思うときもあれば、

なんて最低な人間なのだろう!

と思うときだってある。


悲しい出来事だって同じ。
 


すっかり無くなるのがゴールじゃない。


悲しいばかりの毎日が過ぎて、

たまに悲しくて、

普段は嬉しいと普通が混ざっているくらい


それくらいがゴール。


悲しいことだけ無くさない。


毎朝毎晩泣き暮らしていた日々から、

たまに思い出すくらいになった。


それが、ちょうど。


それが普通になったってこと。


終わったということ。





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悲しみの向こう側

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#終わりがない 


#
須王フローラ

#エネルギー哲学