【連載】帰っておいで

みなさん、こんばんは。 須王フローラです。







今日は対面の除霊でした。




普段、霊視相談すら対面ではしません。
ですが、依頼を受けた時に、これは対面だなと瞬時に思ったんです。





その理由はもうはっきりと「私のため」です。
私がこの道を進むために必要だとパドマが判断しました。








対面って正直嫌なんですよ。
初対面の人に会うってそれだけで疲れるじゃないですか。
だからなるべくしないんですが、今日は特別でした。




依頼を受けたのは去年のことです。
んー、これは大物だなーとすぐに分かったので、受けた時点では除霊できるかどうか分からなかったんですよ。

でもパドマが受けさせたということは大丈夫なんだろうと思っていたんです。









熱田神宮に行こうと思ったのは今日の除霊のためでしたが、ヤマトタケルと契約するのは想定外でした。
人生でヤマトタケルのことを考えたのは歴史の授業の時間だけですから。笑













さて、依頼人から記事にしてもいいと快諾していただけたので私が今日何をしたのか、除霊の一切を書いていこうと思います。 ありがとございます。





先に言っておきますけどね、絶対に真似事をしようとしないでね。危ないから。
本当に心も体も傷付きますよ。取り返しのつかないことにだってなりますよ。

私も実際に会って無理だと思ったら謝って帰るつもりでしたから。















お会いしたのは可愛らしい女性です。
数年前、突然体が言うことを聞かなくなってしまい、原因不明で色々病院にかかってきたと。

多くの霊能者にも会ってきたと言っていました。





どんな道のりを辿ってきたのか、ご家族がどれだけ頑張ってこられたか、そして本人がどんなに大変な思いをしてきたか、写真を見せてもらいながら、また絵を描いてもらいながら、3時間を共に過ごしました。









対面した時、オーラとは違う何かが彼女から出ていたんです。
それは人間のような、動物のような、何か分からない、でもはっきりとオスだとわかる何かでした。





臭うんです。獣臭い。鼻の奥が痛くなる。
喉も痛くなってきました。

体も振動しています。





しばらく視ているとあちらが私に観察されていることに気付きました。

ものすごい形相で私を見ます。

少し私が手を出すと、腰のあたりに痛みを感じました。怒っています。

これ、人間と同じで、怒っているって悲しいんです。悪霊だって元から悪かったわけじゃないですから。

でも、情けはかけられません。私、人間の味方なのでね。ここまで悪さをするのを見過ごせません。





そのまま彼女と会話をしながらゆっくり追い詰めることにしました。













続く